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かなやま幼稚園ブログ

園のようす

なわとびの練習について

こんにちは!
今回はなわとびの練習についてお伝えします📸

夏休み中にお子さんについて
「なわとびがなかなか難しくて」というお話をいただきました🎤
今回はなわとびについて掘り下げていきますので、
ご興味のある方は引き続きご覧ください!

幼児期の運動は一つの種目を完成させるために細分化して段階を追って練習していきます
今回のなわとびの活動では
【縄を回す・ジャンプする・リズムをとる】
大きく分けてもこのように細分化されます
幼児期ははじめのうち、並行して動作することが困難であるため
一つひとつの動きを別個で練習していきます
縄を回す  →腕を大きく回す遊びで養う
ジャンプする→線をまたぐなどの活動を交えた遊びで養う
リズムを取る→スキップなどでリズム感を養う(日常の歌も練習のうちかもしれませんね)
これらの細分化された基本動作を最終的に合体させることで”なわとび”運動ができあがります

例えば、文字の習得に関してもこのように細分化でき
【文字に触れる→文字の存在に気づく→形と音を一致する(読めるようになる)→書く】
ざっくりですがこのような道筋をたどっていきます
とりわけ、幼児期の活動において
「いきなりできる」ことは稀ですので、幼児教育においては
適切なステップを大人の側が認識して提供していきたいところです

ということで、具体的な練習方法
①縄をもって”前ならえ”の姿勢を作ります
②回す→跳ぶの意識を持てるようにします
(動作が同時になりがちなので、順番に動けるように)
③合言葉は「回すが先!」です
 回してから跳ぶで十分に間に合うことを伝えていきます
④ポイントは【同じところで跳ぶ、同じリズムで跳ぶ】
⑤2跳躍が身についていない時期には2跳躍の練習から始めるのが効果的
(トントン、トントン、トントンのリズムで跳躍するやつ)
☆この後に動画もありますのでご覧ください
(子ども用のなわとびで行っているので不格好ですが勘弁してください、、、笑)

・2跳躍となわとび
なわとびには一般的に
①1回旋、1跳躍(トン、トン、トンのリズムの間隔)
②1回旋、2跳躍(トントン、トントン、トントンの間隔)
の跳び方があります
かなやま幼稚園ではたくさんの回数を跳ぶということを目標にしています
わかりやすく、より達成感を子どもたちに感じてもらうためです
冬季のなわとび大会も回数をたくさん跳ぶことを目標に頑張ります
ではどっちのほうが長く、回数が跳べるかというところですが
②のほうが持久できるんですね(ぜひやってみてください)
ということで、スポーツの時間にも1回旋、2跳躍で指導してもらっています

ちょっとなわとびから話はそれたところもありましたが、
幼児期のスポーツ指導は実はとても専門的なのです
僕も勉強のため「この動作はなににつながるんですか?」とお尋ねすることがあるのですが
全ての動作や活動にしっかり意味があり、
将来の運動の基礎を着々と作っていることを教えてもらいます

幼児期の運動はどこまで細かく動作を分けて
基本の動きを身につけることができるかに掛かっています
かなやま幼稚園では日常からお子さんの運動能力の発達に合わせて
将来を見越したスポーツ指導を行っています
(今度スポーツの先生を見かけたらどうぞ羨望のまなざしを送ってください👀✨)