おつきみせいさく
こんにちは!
今回はお月見制作の様子をお伝えします📸
先生が写真を撮りためてくれたので
制作の様子を縦断的にご紹介していきます🌕
事務所にも三方が置かれている今日この頃ですが
お月見に向けて制作が行われていました✂
【1日目】
全体像の説明から入ります!
この日は夜空に大きなお月様を描きました🌕
【2日目】
三方(さんぽう)とうさぎさんを作りました🐇
うさぎさんのお顔描きに早くも子どもの成長を感じます
【3日目】
3日目はお花紙を丸めておだんごに見立てます!
”紙を丸める”ことはおおよそご家庭だと
「してはいけない」ことの一つに数えられるかと思いますが…笑
制作でならOK!なのが幼稚園のよいところ🏠
ということで3日かけて完成!
お部屋に飾ってあります
可愛いです💕
お月見🌕
今年のお月見(十五夜)は9月29日(金)だそうです
1年の中で最も明るく、丸い満月を見ることができる日のことを「十五夜」と呼び、
中秋に見られる美しい月という意味で「中秋の名月」とも呼びます
現代の暦と旧暦に差異があるので毎年、十五夜=満月とはいかないものですが
ほぼ近日に満月があるのでよく見える時期にはなっています
”月がきれい”は感覚的なことだけではないようで
秋は空気中の水蒸気量が少ないので遠くまで比較的くっきりとものが見えます
加えて夏の月は低い位置になりますが、冬の月は空高く座しています
もちろん高さ的に見やすいこともありますが、低い位置だと
空気中のちりやほこり、大気中に光が吸収されるなどの理由から
きれいに見えるのにちょうどいい高さが秋や春になるそうです
ただ、春の場合は気流の関係で黄砂があったり花粉の季節でもあるため
ちょっとぼやけるということで(おぼろ月ってこういうこと)
やっぱり秋がちょうどいいそうですよ
十五夜は平安時代に伝わった中国伝来の文化で、
日本においては貴族を中心に月を楽しむ文化として親しまれました
江戸時代には身分を越えて広がり、豊作を願う日としても知られるようになったそうです
ちなみに最初にあった三方(さんぽう)は神様へのお供え物に使う台のことで
足元の穴が三方向に空いている(空いていない方を神様側へ向ける)ので
三方というものです
お月見以外の行事でも使われるのを見ますね
十五夜に飾るすすきにはその鋭い切り口から”魔除け”の意味があるとされ、
豊穣のため稲に見立てて月の神様の依り代にしているとのお話もあります
同様にお団子は月に見立てたお供え物であり、
お月様に向けて収穫の感謝を表しているそうです
食事についてインスタントに手に入る時代ですので、
普段なかなか感じることは難しくなってきているかもしれませんが
こういった機会には収穫への感謝を思いながら
十五夜を楽しむのもよいかもしれませんね🌕