なわとびとあてっこボール
こんにちは!
今週13回目の更新となりましたぶっとび系幼稚園ブログです✌
(先生方たくさんの写真の撮影ありがとうございます🙇)
今回は年中さんのなわとびとあてっこボールの様子をお伝えします📸
年中さんもなわとびを跳べるようになった姿が見られるようになり
本日は年中さん3クラス合同でなわとびとあてっこボール(中当て)をしました!
あてっこボールでは一生懸命に逃げる姿、
ボールを上手に前に投げたり転がしたりする姿が見られます💪
ボールを投げるのはむずかしい
ボールを投げるという動作は大人にとっては当たり前のことですが、
幼児にとってはとても難しい動作の一つです
ボールを握ること、腕を振ること、適切なタイミングで手を離すこと
これらをスムーズに行うためにはさまざまな発達段階を経る必要があります
今回は、幼児がボールを投げられるようになるまでの成長過程をご紹介します
1. 物をつかむ
赤ちゃんの時期は、まだボールを意図的に投げることはできませんが手を伸ばして物をつかむ動作が見られます
握力が徐々に強くなり、ガラガラなどの小さなおもちゃをしっかりと握れるようになります
2. 物を持ち替える
生後半年から一年ほど経つと、両手で物を持ち替えることができるようになり物を落とす遊びを楽しむ姿も見られます
これは「投げる」動作の前段階であり、手のコントロールが発達している証拠です
3. 物を放る
1歳から2歳児にかけて、ボールを投げる動作に近い「物を放る」行動が増えてきます
意識的に物を手から離すことができるようになり、楽しみながら繰り返すことで徐々にボールを投げる準備が整っていきます
4. 腕を振って投げる
腕の力がついてくると、腕を振る動作が加わりボールを前方に投げられるようになります
コントロールが不十分な段階ではまだ思い通りの方向には投げられません
5. 目標に向かって投げる
3歳を過ぎるとだんだんと目標(至近距離から)に向かって投げることができるようになり、年齢が上がるにつれて距離や方向の調整も少しずつできるようになります
ボール遊びを通じて運動能力がさらに発達し、投げることが楽しくなっていきます
幼児期のボール遊びは、運動能力だけでなく手と目の協調性やバランス感覚の発達にも役立ちます
以下のポイントはボール投げを楽しみながら習得できる環境づくりの例です
・安全な環境で遊ぶ:広い場所で、周りに壊れやすいものがないことを確認しましょう
・柔らかいボールを使う:スポンジボールや布製のボールなど、握りやすく安全なものを選ぶ
・成功体験を増やす:最初は近い距離からキャッチボール(もののやりとり)をし、投げられたら(転がせたら)たくさん褒めてあげます
・大人も一緒に楽しむ:大人が見本を見せることで、子どもも自然と投げ方を学んでいきます
ボールを投げる動作は、幼児の発達の中でも大きなステップのひとつです
お子さんの成長に合わせて無理なくサポートしながら、一緒に楽しいボール遊びの時間を過ごしてください