室内運動のご提案 年少さん②
運動の分解
幼児期の運動は一つの種目を完成させるために細分化して段階を追って練習していきます
例えばなわとび
なわとびの活動一つ取っても【縄を回す・ジャンプする・リズムをとる】大きく分けてもこのように細分化されます
幼児期は初め、まとめて行うのが困難であるため一つひとつの動きを別個で練習していきます
・縄を回す →腕を大きく回す遊びで養う
・ジャンプする→線をまたぐなどの活動を交えた遊びで養う(今回の指示ジャンプとかも!)
・リズムを取る→スキップなどでリズム感を養う(日常の歌も練習のうちかもしれませんね)
これらの細分化された基本動作を最終的に合体させることで”なわとび”運動ができあがります
目からうろこなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
幼児期のスポーツ指導も実はとても専門的なのです
僕も勉強のため「この動作はなににつながるんですか?」とお尋ねすることがあるのですが
全ての動作や活動にしっかり意味があり、将来の運動の基礎を着々と作っていることを教えてもらいます
幼児期の運動はどこまで細かく動作を分けて基本の動きを身につけることができるかに掛かっています
かなやま幼稚園では日常からお子さんの運動能力の発達に合わせて将来を見越したスポーツ指導を行っています
(今度スポーツの先生を見かけたらどうぞ羨望のまなざしを送ってください)
こんにちは!
今回は室内運動のご提案
年少さん②です!
お子さんと保護者の方でたくさん触れ合う時間を作っていただければ
お子さんの運動への興味ややる気にもつながります
そういったことを願いつつ今回も運動遊びをご紹介させていただきますね
・V字バランス
身体に対して頭の比重が大きい年齢にはなかなか難易度高めのチャレンジです!
面積の大きいお尻でバランスを取ってみましょう
お父さんお母さんも見本になってできれば楽しい活動になりますね♪
・見て→動く 第2弾
視覚から得た情報を考えて動作に変換することを習慣化します
徐々に”聞く→考える→動く”こともできるようになるといいですね!
・くま歩き ワニ歩き
動物の動きを模倣することで身体を上手に使って動く感覚を養います!
幼児期に成人の70~80%の神経系が養われるといいます
この時期に運動で神経系に良い刺激を与えること、良い運動経験を得ることがその後の人生のスポーツ活動においてとても重要になります
今回も楽しみながらできる補助活動が盛りだくさんです!
ぜひチャレンジしてください♪