トイレ工事の様子🔨
こんにちは!
今回はトイレ工事の様子をお伝えします🔨
さて、2学期後半からはいよいよ年長さんのトイレの工事となりましたが、
年内の工事の様子をハイライトでお伝えします📸
嗚呼、懐かしき旧トイレよ
今となっては懐かしいようです
長らくお世話になりました🙇

まずは、1にも2にも解体工事
作りがしっかりしていたために、解体も大変です


そのあとは間柱や下地を入れました
最初にしっかり完成を計画しておかないと、下地が入れられないんだなあということを身をもって体感

かなやま幼稚園工務部も土日、早朝や夜間、夕方などにお邪魔しております😏
今後、園児たちが使う設備を内側から学ばせていただく貴重な体験です

この間柱の間の板たちがいわゆる”下地”
表面に重いものをがっちりと固定するために必要です
(表面の壁だけじゃ薄くてもたないよねってイメージ)

下の板は穴も含めて全部自分でやらせてもらいました😏
小便器をもたせるための下地ですね
配管(ビニール管)の芯に対して、床からの距離と間柱からの距離を測って、ホールソー(ドリルみたいなもの)で穴あけします

天井の下地もこんな感じ!
かなり細かく木材が入っているんだなあと
ちなみにぶら下がっても大丈夫なくらい丈夫に作るんですね🔨
天井は今回の工事でけっこう高くなりました🏢

壁がつき始めたころ
壁の形に添って材料を加工していくので、これがまた大変な作業です
大工さんって本当にすごい

大人用のトイレスペースの柱
これは柱建てから一緒に作業していきましたが、レーザー測定器とか使ってすごい厳密に調整していくんですよ

トイレットペーパー用のニッチつけて!
とお願いしたら「せっかくなら」と可愛い形にしていただきました💕
これだけだって加工の手間大変なのに…
ありがたい限りです

腰壁と腰壁の間の隙間埋め(コーキング)作業
がんばれかなやま幼稚園工務部(在籍1)
まずはテープを貼って

コーキング材を打って

へらでとって
(「なびる」って方言なのね)

じゃーん✨
なかなかきれいにできたじゃない😏

大工仕事がほぼ完成したところで、塗装屋さんにバトンタッチ
一口に塗装と言っても塗装面の材質や状態、塗料の種類、塗装の順番などかなり考慮するべき点がたくさんあるのです
他の部分に塗料が付着しないための”養生”もプロの仕事です

そんなこんなで塗装も順調に進み

塗装の後は床貼りの作業です
一般的に使用するものの倍くらいの厚さのものを使用しているので、作業も難しい!

これ、こわいのが左半分手前の大人トイレスペースも一枚で貼りきっているという
どうやったらそんなことできるのって感じです
「一枚の方がきれいだから!」ということで施工してくださいました😭
なんてありがたい職人さんたちばかりなのでしょう
(見切って分割してしまえば、おそらく作業感は半分くらい…)
たしかに、見た目もいいし、剥がれの心配も少なくなったりいいことが多いのですが、これぞ”神は細部に宿る”といった感じです

かなやま幼稚園工務部、糊付けの体験をさせていただきました
くしばけを使った糊付け作業はほぼ初体験で、はけ捌きがかなり難しくて、なかなかうまくいきませんでしたが
直してもらったり、教えてもらったりでどうにかこうにかという感じ…🧐

「最初に寝るのは僕だ!!」(多分最後)と意気込んで、
貼ったばかりの床に寝転んでいる人がいました🤤

ということで、内装の完成!✨
関係者の皆さま、本当にありがとうございます!
年明けからは設備の工事に入っていきます🔨

ここまでご紹介させていただいた通り、現場に入っていただく職人さんたちは口々に
「使いやすい方がいいだろう」
「どうせやるならこだわって」
「子どもたちのために」
と幼稚園のことを考えて作業に当たってくださっています
こういったことは将来にわたって、きっと子どもたちにも保護者のみなさんにも、多かれ少なかれ伝わることと思います
普通、「仕事だから」と最低限の作業だけしていただく、それが通常なのかなとも思います
それに実際、作業に携わらせていただき、自分でやってみるとよくわかるのです
「手を抜こうと思えばいくらでも手を抜ける」
「材料を悪くすれば作業費を削減できる」
「表だけ仕上がっていれば、中身はどうなっていてもわからない」
しかし、今回の工事ではそういった考えとは確実に一線を画し、みなさんが全力で工事にあたっていただいているのがわかり、予定・計画以上のことを実行、また提案してくださる場面も多数ありました
これらの姿勢は勉強にもなるし、尊敬すべき大人の一面だと強く感じました
筆舌には尽くしがたいところではありますが、あらためて心より感謝をしております
保護者のみなさんやお子さんたちにももう少しの間、ご不便をおかけして申し訳ありません
年明け早々にはきっとお子さんにとって素敵な生活空間の一部としてこのトイレが使用できるようになることと思います
どうぞ引き続きのご理解とご協力をお願いいたします