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かなやま幼稚園ブログ

園のようす

給食はじまりました🍚

こんにちは!
今回は給食初日の様子をお伝えします🍚

さて、年長さん、年中さんは久々の給食
年少さんははじめての給食が始まりました☺
楽しく、おいしく食べてもらえるとうれしいです!
ぜひ、今日の給食についてご家庭でお話してみてくださいね

児期と食事
幼児期の食事というと、まず「栄養をしっかりとること」が思い浮かぶかもしれません。
もちろん、それはとても大切なことです。
骨や筋肉、血液、内臓など、子どもの体は毎日の食事によって少しずつつくられていきます。

しかし、幼児期の食事の大切さは、それだけではありません。
食事は、体だけでなく、心や生活習慣、人との関わり方にも深くつながっています。
毎日くり返される「食べる」という時間の中で、子どもたちは多くのことを感じ、学び、身につけていきます。

「食べること」が成長の土台
幼児期は、体が大きく育つ時期であると同時に、脳や神経の働きも大きく発達する時期です。
活発に遊び、よく眠り、元気に毎日を過ごすためには、やはり食事が土台になります。

例えば、朝ごはんをしっかり食べることで体が目覚め、活動のリズムが整いやすくなります。
昼食やおやつも、ただお腹を満たすためだけのものではなく、午後の活動や心の安定を支える大切なエネルギーになります。
子どもは大人よりも体が小さい一方で、成長に必要な栄養はたくさん必要です。

食事は心を育てる
食事では、安心感も育まれます。
「いただきます」をして、みんなで同じ時間に座り、温かいものを食べる。
そうした日々のくり返しは、子どもにとって大きな安心につながります。

また、「おいしいね」と言い合うこと、「これ食べてみようかな」と少し勇気を出してみること、「苦手だけれど一口頑張れた」という経験も、心の成長のひとつです。

食事は、単に栄養補給の場ではなく、気持ちを整えたり、自信を育てたりする場でもあります。
好き嫌いがあること自体は、幼児期には珍しいことではありません。
その中で、無理に食べさせるのではなく、少しずつ慣れていくこと、食べられた経験を積んでいくことが大切なのかもしれません。

生活習慣も食事から
食事の時間があることで、一日の流れが整っていきます。
朝起きて、朝食をとり、活動し、お昼を食べ、休息し、夜は家族で食卓を囲む。
こうした積み重ねは、生活リズムをつくる要素にもなりえます。

生活リズムが整うと、睡眠の質も良くなり、気持ちも安定しやすくなります。
逆に、食事の時間が不規則になると、空腹や眠気、集中力の低下などにつながることもあります。

幼児期は、自分で生活や体調を整えることがまだ難しい時期です。
だからこそ、周囲の大人が食事の時間や流れを大事にすることが、そのまま子どもの健やかな育ちにつながることにもつながります。

「食べること」と「経験すること」
食育という言葉がありますが、それは何か特別なことだけを指すものではありません。
旬の食べ物を知ること、野菜に触れること、においを感じること、調理の様子を見ること、自分でできることを少しやってみること。
そうした経験のひとつひとつが、子どもにとって豊かな学びになります。

食べ物がどこから来るのか、どんな人がつくってくれているのか、自分たちが毎日口にしているものには、たくさんの人の手や自然の恵みが関わっています。
そうしたことを少しずつ知っていくことで、感謝の気持ちにもつながっていってくれれば。

見方を変えれば、食事は目の前に出されたものを食べるだけの時間ではなく、世界とのつながりを感じる時間でもあるのかもしれません。

たとえ苦手なものがあっても
幼児期の食事について考えると、「栄養バランスを完璧にしなければ」と気負ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、毎日の子育ての中で、すべてを理想通りに整えるのは簡単なことではありません。
苦手なものがあっても、すぐに「食べられない子」とすぐに決めつける必要はありません。
見て、触れて、においをかいで、一口試してみる。そうした小さな経験を重ねる中で、少しずつ変わっていくことも多くあります。
あたたかい食事の場を重ね、安心していろいろなものが食べられるようになればと思います。

「健康な生活はおいしい食事から」
かなやま幼稚園では、給食を始めて以来40年以上にわたり、「健康な生活はおいしい食事から」という言葉を大切に掲げてきました。
子どもたちが毎日を元気に過ごし、健やかに成長していくうえで、食事は欠かすことのできない大切な土台だという先代理事長の考えです。

ただ栄養をとるというだけではなく、「おいしい」と感じながら食べること、食べる時間が楽しみになることもまた、子どもたちの心と体を育てるうえで大きな意味を持っています。
長い年月の中で受け継いできたこの言葉には、子どもたちの健康を支えたいという、園の変わらない願いが込められています。

おわりに
幼児期の食事は、体の成長、心の安定、生活リズム、そして人との関わりまで、実にさまざまなものにつながっています。
毎日のことだからこそ、その積み重ねの意味はとても大きいものです。

たくさん食べることだけが大事なのではなく、安心して食べられること、食べることが嫌な時間にならないこと、少しずつ経験を広げていけること。そうした一つ一つが、子どもの育ちを支えていくことと思います。

これからも園でもご家庭でも、子どもたちにとって食事の時間が、健やかであたたかな時間であるよう、大切にしていけたらと思います。