5月のごみ拾い
こんにちは!
今回は5月のごみ拾いの様子をお伝えします🚮
さて、今月も幼稚園周辺を一周、ごみ拾いをしてきました
(4月はお知らせしなかったかもしれません、、、)
幼稚園の畑
じゃがいもの様子!
じゃがいも掘りが楽しみになります☺
ぜひ通りがかりに見てみてくださいね!

ごみ拾いについて
■幼稚園とごみ拾い
ごみ拾いといっても、大がかりな活動ではありません。
行事として行っているものでもなく、職員全体で取り組んでいるものでもありません。
僕が毎月園のまわりを歩きながら実施している小さな取り組みです。
道路の端や植え込みの中には、空き缶やペットボトル、お菓子の袋、たばこの吸い殻などが落ちていることがあります。
一つひとつは小さなものですが、そのままになっていると、少しずつ周囲の印象を変えてしまいます。
■なぜ、ごみ拾いをしているのか
幼稚園は、地域の中にあります。
子どもたちが通い、保護者の方が行き来し、近隣の方々の暮らしがあるこの場所で、日々の保育を行うことができています。
そのことへの感謝の気持ちを、ほんの少しでも地域にお返しできればという思いがあります。
大きなことはできませんが、園のまわりをきれいにすることは、私にできる身近な形の一つだと思っています。
また、子どもたちや保護者の方が関わる環境は、やはりきれいな方がよいと思います。
園のまわりの道や、登園・降園の際に目に入る場所は、毎日の中では当たり前の風景になりがちです。
しかし、その当たり前の風景が少しでも気持ちのよいものであることは、子どもたちにとっても、保護者の方にとっても、大切なことだと思います。
■きれいな場所は、ごみを捨てにくい場所になる
もう一つ、思うことがあります。
きれいに保たれている場所に、あえてごみを捨てる人は、そう多くないのではないかということです。
反対に、ごみがそのままになっている場所は、「ここは捨ててもよい場所なのだ」と受け取られてしまうこともあります。
もちろん、すべてを防げるわけではありません。
拾っても、また別の日には新しいごみが落ちていることもあります
それでも、目についたごみをそのままにしないことには、意味があると思っています。
ごみを拾うことは、ただ目の前をきれいにするだけではありません。
「ここは誰かが見ている場所です」
「ここは大切にされている場所です」
そういう小さな空気をつくることにもつながれば思っています。
■毎月お知らせしている理由
本来、ごみ拾いは、ことさらにお知らせするようなことではないとも思っています。
僕はこうしたことを大きく見せたり、何か特別な活動のように伝えたりすることを好みません。
ただ、以前、保護者の方から「こういうことは知らせた方がよいのでは」と続けて声を掛けていただいたことがありました。
その言葉をきっかけに、毎月のごみ拾いについて、こうして少しずつお知らせするようになりました。
園のまわりでどのようなことをしているのか。
どのような思いで、日々の環境に目を向けているのか。
大げさに伝えるためではなく、見えにくいところで行っている小さなことも、必要な範囲でお伝えしていくことには意味があるのかもしれない。
今は、そのように考えています。
■言葉だけでなく、身近な行動として
子どもたちに「ものを大切にしましょう」「身のまわりをきれいにしましょう」と言葉で伝えることはできます。
もちろん、言葉で伝えることも大切です。
しかし、それと同じくらい、大人自身が身近な場所に目を向けていることも大切だと思います。
ごみ拾いは、特別なことではありません。
大きな活動でも、立派な取り組みでもありません。
ただ、自分たちが日々関わる場所を、少しでも気持ちよくしておきたい。
そして、幼稚園があるこの地域に、少しでも感謝の気持ちを還元したい。
そういった思いから、続けています。
■合理ではないと思うけど
ごみ拾いは、最近よく言われる合理性や効率という考え方から見れば、そこからは離れた行動なのかもしれません。
時間をかけて歩き、ごみを拾っても、また別の日には新しいごみが落ちています。
その意味では、とても効率のよい取り組みとは言えないのかもしれません。
しかし、人を思いやる気持ちや、誰かのために少し手を動かすことは、もともと合理だけで説明できるものではないと思うのです。
幼稚園ってそういう場所でしょう。
子どもたちや保護者の方が関わる場所を、少しでも気持ちのよい環境にしておきたい。
幼稚園があるこの地域に、ほんの少しでも感謝の気持ちをお返ししたい。
こういう小さな不合理さの中に、人が人を思う気持ちや、地域の中で生きていくうえで大切なものが含まれているのだろうと思っています。
■歩いてみて気づくことも
ごみ拾いをしていると、普段なら見過ごしてしまうようなものにも気づきます。
道ばたの草花、落ち葉の色、雨上がりの土の様子、季節ごとに変わる風景。
ごみを拾うために歩いているはずなのに、不思議と、園のまわりの景色を普段よりよく見るようになります。
ごみ拾いは、周囲をきれいにするための小さな行動であると同時に、自分がいる場所を見つめ直す時間でもあるのかもしれないと感じます。
■できる範囲で、少しずつ
私ひとりがごみを拾ったからといって、地域全体が大きく変わるわけではありません。
それも一つ真理であるとは思うのです。
それでも、目の前に落ちているごみをそのままにしておくよりは、拾った方がいい。
小さな積み重ねが、子どもたちや保護者の方が関わる環境を、少しでも気持ちのよいものにしていければと思います。
大きなことはできなくても、できることから少しずつ。
幼稚園があるこの地域への感謝の気持ちを忘れずに、今年度も続けていきたいと思います。