感染症に気を付けようのお知らせ
こんにちは!
今回は感染症に気をつけましょうのお知らせです
手足口病とヘルパンギーナが西日本を中心に流行の兆しを見せているそうで…
なぜ今年は大々的にニュースで取り上げられているかというと、
例年は夏ごろに流行する感染症だからですね
ちなみに手足口病とヘルパンギーナは原因とするウイルスが重複する(エンテロウイルス、コクサッキーウイルス)ので同時に話題になることが多いです
(原因ウイルスは一緒、顕れる症状が違う的な)
今年の流行は先般の感染症対策の影響で近年、手足口病・ヘルパンギーナの感染の経験がない人口が増えたことが原因ではないかと言われています
したがってウイルスに対して抗体を持たない人が多く、感染→流行するという流れです
5月のRSウイルスの流行も上記の理由と言われています
冬場は空気が乾燥し、例年だとインフルエンザ等も流行する時期になります
今年はインフルエンザも同様に流行の可能性があるとの見方もあるようですので気をつけたいですね
感染症も早期の対応が肝要になります
(早期に処方すると解熱、症状が軽減しやすい感染症もあります)
万が一お子さんに兆候が見られましたら念のため病院で診断を受けてください!
厚生労働省HP:手足口病Q&A
手足口病
潜伏期間:3~5日
症 状:口腔粘膜、手掌、足底や足背などの四肢末端に2~3mmの水疱性発疹が出現する
時に肘、膝、臀部などにも出現することもある
口腔粘膜では小潰瘍を形成することもある
発 熱:発熱は約1/3に見られるが軽度であり38℃以下のことがほとんどである
回 復:通常は3~7日の経過で消退し、水疱が痂皮を形成することはない
ヘルパンギーナ
潜伏期間:2~4 日
症 状:突然の発熱に続いて咽頭痛が出現し、咽頭粘膜の発赤が顕著となる
口腔内、主として軟口蓋から口蓋弓にかけての部位に直径1~2mm 、場合により大きいものでは5mmほどの紅暈(こううん、皮膚が部分的に充血して赤く見えること)で囲まれた小水疱が出現する
小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴う
発 熱:突発的な発熱、高熱が出る場合がある
回 復:発熱については2 ~4 日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失する
発熱時に熱性けいれんを伴うことや、口腔内の疼痛のため不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症などを呈することがある
違いは?
ヘルパンギーナは高熱が出がち、手足口病は平熱か微熱程度が多い
ヘルパンギーナは口の中が痛い、手足口病は手足も痛い
みたいな
幼稚園の日
11月16日は幼稚園の日
1876年11月16日に日本初の幼稚園、東京女子師範学校(今のお茶の水女子大)に附属幼稚園が設置されたことに由来します
保育の世界では東京女子高等師範学校附属幼稚園といえば倉橋惣三先生が有名ですね
著書も多数残されていらっしゃいますので、ご興味がある方はご一読してみてください
ちなみに世界初の幼稚園と言われているのがドイツの教育学者、フリードリヒ・フレーベルが1840年に創設した Kindergarten(小学校に上がる前の幼児の学校)です
もともとは”子どもたちの庭”といったニュアンスの造語だったんですね
それが転じて幼稚園をKindergartenと呼ぶようになりました
英語的表記だとkindergardenになりえますが、今でも幼稚園はKindergartenと表記するのが一般的(一般名詞化した)です
スペルミスじゃないですよ
最初にこのような活動をしてくださった先人の方がいらっしゃったおかげで、
現代に生きる我々が保護者のみなさんやお子さんと出会うことができたと思うと感謝の思いが尽きません
全国の幼稚園にとっては特別な日ではないでしょうか