感染症に気を付けよう その2
感染症に気を付けよう②
国立感染症研究所の報告によると、
11月30日の時点で4週連続で感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症)が増加しているそうです
お子さんやご家族に不安を感じる症状がみられる場合は病院にて受診してください
学校保健法で定められた出席停止の感染症になります
二次感染の可能性もあり得ますので、無理をなさらないようにしてください
消毒と手洗いについて
アルコールでの消毒も万能ではなく、
消毒効果が少ない病原ウイルス・菌もあります
(エンベロープウイルスとかノンエンベロープウイルスとかの関係)
一方、手洗い・うがいは原始的なようですが
物理的にウイルス・菌を洗い流す手段として有効と言われています
せっけんでの手洗いは特に感染症対策として有効です
もう一度せっけんでの手洗いの重要性をご家庭でもお話してみてください♪
リンク:日常の手洗いについて
もう一度、ご家庭で消毒と合わせて手洗い・うがいの重要性について
お子さんと一緒に見直してみてください!
感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症)とは?
細菌又はウイルスなどの感染性病原体による嘔吐、下痢を主症状とする感染症である。
原因はウイルス感染(ロタウイルス、ノロウイルスなど)が多く、毎年秋から冬にかけて流行する。
また、エンテロウイルス、アデノウイルスによるものや細菌性のものもみられる。
ノロウイルスとロタウイルスは基本的にウイルスを特定するための検査はあまりしないそうです
一括りで感染性(ウイルス性)胃腸炎と診察されることが一般的です
(保険適用とか治療方法の類似の関係で)
周囲の感染状況により判断されるそうです
感染性胃腸炎(流行性嘔吐下痢症)の特徴とは?
乳幼児に好発し、1歳以下の乳児は症状の進行が早い。
主症状は嘔吐と下痢であり、種々の程度の脱水、電解質喪失症状、全身症状が加わる。
嘔吐又は下痢のみの場合や、嘔吐の後に下痢がみられる場合と様々で、症状の程度にも個人差がある。37~38℃の発熱がみられることもある。年長児では吐き気や腹痛がしばしばみられる。
参考:厚生労働省HP