おそとあそび
こんにちは!
今回はお外遊びの様子をお伝えします📸
本日はお給食のあと、お外遊びをしているクラスがありましたので
遊んでいる様子をお伝えします☺
昭和100年
2025年は「昭和100年」にあたります。
とはいえ、実際の昭和は1989年(昭和64年)で幕を閉じ、2025年現在、今は令和の時代です。
これは「昭和元年(1926年)から100年目」という意味であり、昭和という元号が始まってからちょうど一世紀が経ったということです。
元号そのものは終わっても、人々の記憶や生活の中にはまだまだ「昭和」が息づいています。
たとえば、町の路地裏にある赤い郵便ポストや、カタカタと音を立てる古い自販機、昔ながらの商店街、テレビで流れる昭和歌謡。
そんな風景に、昭和の面影が残っています。
そして毎年4月29日は「昭和の日」です。
かつての「みどりの日」でもあり、「天皇誕生日」でもあったこの日は、現在では
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」
とされています。
何気なく迎える祝日にも、実は深い意味が込められているのですね。
昭和という時代、日本は大きなできごとをいくつも経験してきました。
その一部を、ほんの一例ですが振り返ってみましょう。
昭和6年(1931):満州事変、戦争への歩みが始まる
昭和20年(1945):太平洋戦争終戦、広島・長崎に原爆投下
昭和25年(1950):朝鮮戦争とともに特需景気
昭和33年(1958):東京タワー完成
昭和39年(1964):東京オリンピック開催
昭和45年(1970):大阪万博開催、日本の高度経済成長の象徴に
昭和61年(1986):バブル景気が始まる
昭和64年(1989):昭和天皇崩御、平成へと時代が移る
こうして見てみると、昭和は
「戦争と復興」「高度経済成長」「国際化と技術革新」
といった、激動の時代だったことがわかります。
しかし、そんな中でも家族や地域のつながりを大切にし、子どもたちを見守り育ててきた多くの大人たちの姿がありました。
私たちの暮らしは、この100年でめまぐるしく変わりました。
洗濯板から全自動洗濯機へ。
手紙からスマートフォンへ。
けれど、人が大切にするもの、家族、ふれあい、安心感は、今も昔も変わらないように思います。
保育や子育ての現場でも、同じことが言えるかもしれません。
時代が進んで保育の手法は多様化し、デジタル機器の導入も進みました。
でも、いつの時代も子どもたちが求めているのは
「大人に認めてもらえること」「安心できること」「遊びを通して学ぶこと」
そうした根っこの部分は昭和の時代も、令和の今も変わっていないのではないかなと。
100年という長い時間の中で、私たちは何を受け継ぎ、何を未来に残していくのか。
「昭和100年」という節目は、そんなことを改めて考えるよいきっかけになるのかもしれません。
昭和100年問題💻
2025年、私たちは「昭和100年」という節目の年を迎えました。
一方で、この“昭和100年”をめぐって、一部のパソコンやシステムにおいてトラブルが懸念されているのをご存じでしょうか。
いわゆる「昭和100年問題(Y2025問題)」と呼ばれるものです。
▶なぜ「昭和100年」が問題になるのか?
この問題の背景には、元号の年数を「2桁」で処理していた古いシステムやプログラムの存在があります。
たとえば、
昭和50年 → S50
昭和64年 → S64
というように、元号の頭文字+2桁の年数で記録されているケースが多くありました。
ところが、昭和100年になると S100 となり、
「3桁になったことで処理できない」「正しく認識できない」
といった不具合が懸念されているのです。
▶どんなトラブルが起こりうるの?
実際に一部では、以下のような現象が報告されています。
・昭和100年を選ぶとエラーが出る
・自動変換された日付が「昭和00年」や「西暦1925年」になってしまう
・昭和100年のデータが他の年と正しく並ばない
・帳票やExcelで処理された日付がズレる
これらは特に、元号でデータを扱う古い業務システムや帳簿、マクロを含むExcelファイルなどで見られる傾向があるようです。
▶元号とコンピュータの“すき間”
2019年の「令和」への改元時も、システムの対応遅れが一部で話題になりましたが、
今回は「元号が長く続いたことで想定外の年数になった」という、ちょっと変わったパターンです。
私たちにとっては自然な「昭和100年」という表現も、
コンピュータにとっては「想定外の3桁数字」であり、処理が追いつかないこともある──
そんな“文化と技術のギャップ”が浮き彫りになっています。
▶私たちにできる備え
この昭和100年問題は、現時点では大規模な混乱にはつながっていません。
とはいえ、もしご家庭、地域の業務で「古い帳票」や「元号表示のデータ管理」を使っている場合には、
日付が正しく表示されているか、さりげなく確認しておくと安心かもしれません。
昭和100年──それは歴史の重みと、技術の歩みを同時に感じさせる年。
文化を大切にしつつ、時代の変化にも目を向ける。
そんな柔らかなまなざしで、これからを過ごしていきたいものです。