やさいスタンプ
こんにちは!
今回は年少さん野菜スタンプの様子をお伝えします🥬
さて、グランメゾン金山では朝から食材の仕込みです💪(大嘘)
先生が野菜スタンプの活動の準備をしてくれていました😋
子どもはどのくらいの大きさが持ちやすいかな、押しやすいかな
と、いろいろなことを考慮して準備をしてくれています
黒板の絵がとても上手で、活動の想像がしやすいですね
子どもたち、断面の不思議さを楽しみながら活動に取り組みました☺
🥒 野菜の“外見”と“中身”
さて、この野菜スタンプの活動は僕が幼児教育の活動の中でも最も好きな活動の一つでもあります。
野菜スタンプは、目で見て・手で持って・匂いをかいで・触れて・押して…と五感をたっぷり使う活動で、創造力や表現力の向上にまで直結する活動だからです。
また、今回先生がお話をしてくれていましたが、「これ、何の野菜か分かる?」という問いかけから始まり、「この野菜はどんな料理に使う?」「どんな色?」「どこで育つの?」といった話題に自然と広がります。
食べ物に興味を持つ、食育活動の第一歩としてもぴったりなのです。
ふだん何気なく見ている野菜。
ゴツゴツしていたり、丸っこかったり、見た目は地味でも、ひとたび包丁を入れて断面を見てみると、そこにはまるで自然がつくった芸術作品のような模様が現れます。
たとえば…
オクラの断面は、まるでお花のような五角形の星型。
レンコンには規則正しく並んだ穴が開いていて、まるで模様のよう。
ピーマンは部屋の数が違ったり、色のグラデーションがあったり。
キャベツや紫タマネギの断面は、渦を巻くような層が織りなす幾何学模様。
こうした「ギャップ」は、“中身を見て初めて気づく美しさ”を教えてくれます。
子どもたちにとっては、「見た目だけじゃわからないんだね」「切ってみてびっくり!」という体験そのものが、探究心や観察力、驚きを共有する感性を育てるきっかけにもなります。
🌱 メッセージとして込められること
この“外見と中身の違い”を通して、大人がそっと伝えられるメッセージもあります。
「見た目だけじゃなくて、中を見て初めて分かることがある。」
「人もそうかもしれない。じっくり知ろうとすることも大切かもしれない。」
ちょっとした活動が命の不思議や人との向き合い方にも繋がっていくような、それが野菜スタンプの奥深さです。