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かなやま幼稚園ブログ

園のようす

十五夜にちなんで🌕

こんにちは!
今回はお教室の様子で
十五夜にちなんで”すすき”が飾ってありますのでご紹介します
壁面の製作も相まって季節が楽しめる素敵なお部屋になっていますね♪
朝にお話した子どもは「昨日月にだんごあげた!」とお話してくれました

旧暦の8月『15日』が基準日になるので『十五夜』ということで
(旧暦である太陰暦は月の満ち欠けによって作られているんですね)
(新月が1日、満月が15日みたいな)
現代の暦に合わせると日にちが毎年異なるので、
今年は9月21日でしたということです
(以上から十五夜=満月とは限らないらしい)
(月・太陽・地球の位置関係や月の楕円移動からぴったりそうはいかないと)
(ちなみに今年は8年ぶりの満月の十五夜らしいです)

曇ってはいましたがまんまるのお月様が見えましたね

(TOAやってたらふと思い出した)

もともとは貴族が月を楽しみながら宴を開くという日だったらしいですが、
だんだんと庶民に文化が広がり「豊穣のお祈り」的なものになってきたと

いわゆるお供え物は豊穣のお祈りから始まったみたいですね
ここで話はもとに戻りますが、まだ稲刈りの時期には早いので
稲穂に見立てた”すすき”を飾る文化ができたそうで
(おだんごは月に見立てています)

ちなみにこの時期の黄道十二星座はおとめ座ですが
この乙女はこちらもまた”農業”の神様デーメーテールさんだそうで
豊穣のために麦の穂を持っているのだとか
この時期はおとめ座の中ではスピカ(春の大三角形のやつ)以外は
あまり見えないらしいので、お空で線を繋ぐのはなかなか難しいらしいです