宿題のすすめ方
こんにちは!
今回は夏休みの宿題のすすめ方についてお伝えします👓
こちら、夏休みのブログ内容のアンケートにご回答いただいた内容になります☺
ありがとうございます💕
さて、今回はかなやま幼稚園教務部(在籍1名)からのお伝えです
小学生になると出る”夏休みの宿題”はお子さんにとってはもちろん、
保護者の方にとっても大きなハードルとなりますね
確実にこなしていくためには現実的に、大きく2つのパターンに分かれます
■「まとめてやってしまう」パターン
■「定期的にやっていく」パターン
今後訪れる、受験勉強へ順応させるためには”学習習慣”の確立が求められますので、
僕としては「定期的にやっていく」パターンを推奨できればと思います。
これはある種トレーニングのような形で自然と身に着けることができますので、最初のうちはぜひ保護者の方に伴奏していただき、中学年くらいからは自分でできるように促していくことがよいと思います。
せっかくなので、今回は体系的にお子さんの発達も見据えながら夏休みの宿題のすすめ方についてまとめてみましょうね
■「定期的にやっていく」パターン
①全体量を把握する
まずは、どんな宿題がどのくらいあるかを全部出してみます。
例えば…
・ドリル(国語・算数):◯ページ
・プリント:◯枚
・絵日記:◯日分
・自由研究:あり/なし
・読書感想文:本のページ数、〇枚
・工作:テーマ、量
②カレンダーでざっくり分ける
夏休みの有効日数を数えて、残り日数で割り振りします。
あらかじめ旅行の日程や、その他の用事、お休み日なども設定しておきましょうね。
たとえば20日あれば、宿題の量を20日で割りふります。
例:
ドリルが20ページ → 1日1ページずつ
絵日記が5日分 → 毎週1日分ずつ
★自由研究や感想文は早めに
これらは準備(読書や構想、研究)から実務までに時間がかかるので、夏休み前半に済ませてしまうのがコツです。
・自由研究は「やりたいこと」から選びます
・読書感想文は本を読む日 → 書く日を別に設定しておくとスムーズです
③生活リズムの一部にする
毎日の生活に宿題をする時間を決めましょう。
午前中にやるのがおすすめです。
午前中であれば学校の習慣からも大きくずれず、気温も落ち着いていて、脳においても前頭前野(思考・判断を司る領域)や海馬(記憶)などが最もクリアな状態です
例えば、
・朝ごはん → 宿題 → 遊び
・午後はのびのび過ごしましょう!
みたいな
④できたら毎日チェック
しっかりとできたら「チェック表」などを作っておき、〇をつけましょう。
見える形で進んでるのがわかると、やる気やモチベーションの維持につながります。
また、こういった”小さな成功体験”が達成感を生み出します。
達成感の積み重ね=自己効力感(自分にもできるんだ!)や自己肯定感(自分ってすごい!)とつながっていき、次の学習意欲につながっていきます。
達成感と学習意欲には相関性がありますので、ほかの分野でもぜひ意識してみてください。
と、今回はこんな感じでまとめさせていただきました!
ちなみにおじいちゃん、おばあちゃんのお家に合宿して一気に終わらせるなんて楽しいお話も伺います☺
思い出になりますし、ご家族と触れ合う機会にもなりますのでそういう宿題の終わらせ方もとてもよいと思います💕
ぜひ学校の宿題も「その場しのぎの刹那的な課題」としてみるのではなく、一生涯における学習習慣の確立の練習として活用してみてくださいね!
以上、かなやま幼稚園教務部(在籍1名)でした