- KANAYAMA BLOG -

かなやま幼稚園ブログ

園のようす

本日の様子📸

こんにちは!
今回は本日の様子をお伝えします📸

年中さんケーキの制作🎂
絵の具を使ってデカルコマニーという技法も体験🖌

年少さんクレヨンのワーク
クリスマスツリーの飾りつけ🎄
かわいく飾りつけをしていました☺


年長さん英語の時間

年中さん制作で✂
お洋服の飾りつけ👔

年少さん
お絵描きや粘土で楽しんでいる様子を📸

話の日☎
12月16日は電話創業の日だそうです。
固定電話の頃は、「連絡が来ること」はわりとイベントのようなもので。
家にいないと取れないし、留守電がなければすれ違う。
ところが携帯電話になって、スマートフォンになって、今では連絡はほぼ常時発生しています。

日常生活では人との連絡もほとんど、SNSにおいては全く触らない僕でさえ、幼稚園にいる間は話が別です。
自分の意思とは関係なく、日中はこまめにスマートフォンを確認していないと「いつのまにかメール連絡が山積み」「不在着信がたくさん」「仕事が回らない」みたいな状態になってしまいます。
とかく”電話”は便利というより、もはや社会のインフラとなっていますね。

そんな現代から、いったん時間を巻き戻してみます。
12月16日は「電話創業の日」。
日本の電話が「事業」として動き出した日です。

電話創業の日とは
電話創業の日の由来は、1890年(明治23年)12月16日に、東京―横浜の間で電話交換業務(=電話サービスの本格運用)が始まったことにあります。
ここが「日本の電話事業スタート地点」とされる日です。

当時のスタートはまずは東京と横浜が中心でした。
加入数も、創業当初は東京155・横浜42(合計197)件だったそうです。
さらに興味深いのが、電話が“家庭に当たり前にある”時代ではないので、電信局の窓口などに設けられた「電話所」(今でいう公衆電話の原型のようなもの)も使われていたことです。

開始当時は電話所が東京15か所・横浜1か所の計16か所、という記述もありました。

電話はいつ日本に来たの?
電話機の発明はアレクサンダー・グラハム・ベルが1876年。
日本には翌1877年には電話機が2台輸入され、1878年には国産第1号も作られたとされています。

しかし、電話創業の日(1890年)まで13年ほど間が空いています。
ここが歴史としては面白いところで、
「技術はあるのに、社会の仕組みとしてどう運用するか」
で時間がかかったそうです。

当時は、国がやるのか(官営)、民間がやるのか(民営)で議論が続いたという説明があります。
結果として1885年に逓信省が発足し、電話事業は国営としてスタートする流れが固まっていきます。
同じ1885年には東京―横浜間で市外電話の通話試験に成功し、創業(1890)へ向けて条件が整っていったことがわかります。

1890年の電話は「ダイヤル」じゃない?
1890年に始まった電話のしくみは、いまの“相手の番号を押せばつながる”とは別物です。
中心にいたのは電話交換局と電話交換手です。
加入者が通話したいと言うと、交換手が交換機で回線をつないで成立させる、かなり人力のシステムです。

当時のかけ方の説明として、
「まず交換手に相手を伝え、一旦電話を切って、呼び出しを待つ」
ような手順だったとのことです。
今の感覚だと、“折り返し電話をもらう”をシステムとしてやってる感じに近いですかね。

電話交換局の設置場所について、東京側は「東京滝ノ口」、横浜側は「横浜居留地」に電話局を置いて電話交換が始まりました。
ちなみにお隣の鶴ヶ島市にも市役所さんの近くに「電話交換所前」という交差点がありますね。

普及と近代化、震災と自動化
電話は東京―横浜から始まり、のちに大阪・神戸・長崎へとエリアを広げていきます。

そして大きな転機として語られるのが、1923年の関東大震災。
電話網も大きな被害を受け、復旧の流れの中で「手動でつなぐ交換」から「自動化」へ、気運が強まったとされています。
その結果、1926年に東京の京橋局へ第1号の自動交換機が導入された、という流れにつながります。

電話の歴史は、技術の進歩だけではなく、災害や社会の要請(早く復旧する、もっと確実につなぐ、運用を効率化する)が「次の形」を選ばせてきた面があるようです。

そしてスマートフォンの時代へ
1890年の電話は、交換局と交換手を中心に、人の手でつながる“特別な通信”でした。

そこから自動化が進み、固定電話が広まり、携帯電話が登場し、スマートフォンでインターネットと合体して、いまや連絡や情報は「必要なときにするもの」から「常に流れてくるもの」に変わりました。
言わば電話は”道具”から”環境”に変化したとも言えますね。

子ども時代とスマホの付き合い方
子どもにとってもスマートフォンは、いまやただの「遊び道具」ではありません。
図鑑のように調べものができたり、連絡や予定の共有ができたり、学びにもつながる場面、防犯対策にもなりえるなどの使うことの利点もたくさんあります。
だからこそ便利で、だからこそ距離感が難しいと感じられると思います。

子ども時代には「スマホを使う・使わない」の二択ではなく、生活の土台(睡眠、食事、会話、外遊び、手を動かすなど現実での遊びや関わり)が崩れないように、家庭ごとの“ちょうどいい使い方”を少しずつ整えていくことが大事だとも言われます。

便利な道具だからこそ、大人も子どもも上手に付き合っていきたいですね。

電話創業の日はただの懐かしさではなく、「つながる」とは何かを考える日でもあるのかもしれません。
便利さゆえに飲まれないように、必要な連絡は確実に受け取りつつ、見なくてもいいものは少しだけ間引くことも必要かもしれません。

「スマホを使っているのか」はたまた「スマホに使われているのか」
通信の歴史は、私たちに“使い方の主導権”が誰にあるかを考えるきっかけにもなりえるかと思います。