本日の様子
こんにちは!
今回は本日の様子をお伝えします📸
年長さんは季節の制作でした✂
そろそろ見頃を迎えるコスモスですかね
綺麗な作品ができそうですね🌸
こちらはスポーツの時間🏃
おやおや何がはじまるのかなと
ピシッ
お、
おお👏
すごーい👏
こちらでは年中さん運動会のお遊戯
年少さんはクレヨンの練習🖍
握力もだんだんとついてきて、ギザギザの線などが描けるようになってきています💪
こういった積み重ねが将来の筆記や、絵画に使うような筆の操作にもつながっていきます
握力と幼児期の発達「握る・支える・離す」
子どもの“手の仕事”は、遊びから生活、そして学習へと静かにつながっています。
ブロックをつかむ、ブランコの鎖を握る、クレヨンを動かす、ボタンを留める。
どれも「握る・支える・離す」のくり返しですね。
いわゆる“握力”は、数字の強さだけではなく、手指と腕、肩、体幹のチームワークです。
ここが育つほど、姿勢は安定し、目と手の協調もスムーズになっていきます。
●握力=”手だけ”じゃない話
・近位部の安定→遠位部の操作:
→からだの中心(体幹・肩)が安定すると、先端(手指)が器用に動きやすくなります。
・握る力と“離す力”はセット:
→ぎゅっと持つだけでなく、そっと放す・力を抜くことも上手になるほど、鉛筆やハサミのコントロールが軽やかになります。
・感覚も大事:
手のひらの“触った感じ”が脳に届くことで、必要な力加減がわかります。
→砂、水、土、布…素材の違いは身近な教材です。
●「遊び」が握力トレーニング
大人がイメージする“筋トレ”ではなく、実は生活と遊びの中で自然に回数をこなすような、”身近な動き”が幼児期の手をいちばん育てます。
キーワードは「引く・押す・ねじる・ぶらさがる・つまむ」。
これらの動作が一日に度々登場すると、手指・前腕・肩・体幹までつながって強くなります。
粘土で造形する、タオルを絞る、うんていや鉄棒、どんぐりの仕分け…
幼稚園生活ではたくさんの「握力を育てる」場面があります。
ぜひ、日常生活でも大人が見守りながら、たくさんの経験を積ませてあげてください。
●道具の選び方
発達段階に沿った道具を手に持てると、“成功の角度”が上がります。
幼児期はサイズ・重さ・摩擦(すべりにくさ)・抵抗の強さが合っているほど、握る体験が気持ちよく積み上がります。
道具は“鍛えるための負荷”ではなく、できた!を増やすための足場として選びましょう。
・手より少し小さめで:
→指先が道具を“包める”サイズだとコントロールしやすい。
・軽すぎず重すぎず:
→持って数秒間、静止できる重さが目安です。
・表面は適度にザラッと:
→滑り止め=力みを減らす味方となります。
・段階を用意:
→易→普通→難の3段階で、成功体験を切らさないようにしてあげてください。
・安全を前提に:
→先端の形状の処理、誤飲しないサイズ、強すぎるバネなどには注意してください。
●さいごに
数字の握力より、「今日も自分の手でできた」が何よりの成長要因です。
小さな“手の成功体験”を、日々の暮らしで一つずつ重ねていきましょう。