- KANAYAMA BLOG -

かなやま幼稚園ブログ

園のようす

2月2日節分!

こんにちは!
今回は節分の様子をお伝えします

みんなかわいい鬼のお面を作りました♪
色塗りにも個性が出ていてとても上手ですね

かなやま幼稚園に鬼がやってきました!
みんな待ち構えます!

みんなで豆をもって一生懸命に
「鬼は外!福は内!」
鬼に豆を投げます

(「鬼は日輪刀じゃないと倒せないんだよ‼」とのご指摘も… 改めて流行を感じます笑)

豆まき大成功ですね♪
無病息災の一年になりますように

給食では鬼のドライカレーを作ってもらいました!
一段と楽しい給食でした♪


年の節分は124年ぶりに2月2日だそうですね
下のほうにも書きますが、節分とは二十四節気上で
季節の変わる前日(立春・立夏・立秋・立冬の各前日)
の日を指します

つまり節分の日がずれたというよりも、
基準となる立春の日がずれたという方が
より正しい言い方になるんですかね

なぜ、立春がずれたかというと
公転周期の問題になるそうです

ポイント①
★1年は365日ではない★
1年=365日というのは正確ではなくて
1年=地球が太陽を一周する時間(1太陽年、太陽が辿る道を黄道という)=365.2422日=365日+約6時間
になります
(この約6時間がうるう年の原因です)
(6時間×4年=24時間=うるう年の1日分で調整)

ポイント②
★立春は二十四節気の一つ★
日本では季節を表すのに二十四節気を用いています
(春分のほかには夏至とか、冬至とかもそれ)
で、その二十四節気は先述の黄道(太陽の通る道)を24に分けたものです
(24分割ではないですよ)

黄道を夏至と冬至の2分割で2等分
さらに春分と秋分で2分割で4等分
それぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬の”四立”を入れて”八節”
一節は45日になり、これを15日ずつに3等分して”二十四節気”

結 果
365.2422日を24に分けても割り切れなかった小数点以下の部分が積もり積もって
立春(二十四節気)をずらす1日になったと
これは今年のように1日早くなることも、また1日遅くなることもありえるので
節分が2月4日だった年もあるそうですよ(1984年、初代Macintoshが発売した年ですって)
多分こういう認識で大きく間違ってはいないと思いますが、
(厳密にいうと公転周期の話があまりに大雑把なのはわかっているんですが…笑)
全然違ってたらご指摘くださいね!


以前お世話になっていたバスの先生が作ってくれたものです!
一枚板からの掘り出しです

分とは
二十四節気上で季節の変わる前日(立春・立夏・立秋・立冬の各前日)
の日を指します
実は年に4回もあると

鬼はにおいの強いものと尖ったものが苦手だそうで
節分の日にはいわしの頭とひいらぎを飾りますね

そして五穀の一つである大豆を鬼に向かって投げます
貴重な穀物には特別な力が込められていると信じられているんですね
ちなみに邪気を払うために大豆を炒るそうですよ
(この作業で大豆さんは→福豆さんへ進化)
結構徹底してますね
この間、ちびまる子ちゃんで藤木君一家が鬼のお面に向かって豆を投げていましたが、
お父さんが豆の餌食にならなくて済むなかなか平和な方法もあるなと

家の中から鬼(邪気)を追い払い、福を呼び込むということで
元気よく「鬼は外!福は内!」と声を掛けます

子どもの冗談だけかと思いますが、地方によっては
「鬼は内!福は外!」、「鬼は内!福は内!」
と掛け声をするところもあるらしく、土地によって理由はあるんですね
「鬼は外!福は外!」の完全排他パターンはどうやらなさそうです

豆まきマトリックス

最後は福を身体に取り入れるために先述の福豆を食べます
で、日本では歳の数+1個食べると言いますね
なんだこの誤差+1はと…
これは旧暦の考え方で、いわゆる数え年換算なんですって
だから1月1日~2月2日までに誕生日を迎えている方は
年齢の数のみで大丈夫ということですね

ちなみに節分イベントでお相撲さんが呼ばれるのは
相撲は神事の側面があって、
四股には悪鬼を踏みつけて鎮める意味合いがあるからだそうで