- KANAYAMA BLOG -

かなやま幼稚園ブログ

園のようす

室内あそびの様子

こんにちは!
今回は室内あそびの様子をお伝えします📸

室内でも友だちと関わったり、それぞれ好きな遊びを楽しんだりしながら過ごしています👏
なるべく自然な、活動している姿をお届けできればと思いながら撮影していますが、
大変ありがたいことに、お部屋に入ると「見てみて!」と玩具を見せてくれたり、何もなくても近くにきてくれたりします☺
それもまた、子どもたちの今の姿ということで、ぜひあたたかく見まもってください🙇

どもたちの「今」を伝えたい

幼稚園では、日々の子どもたちの様子を写真に撮り、ブログなどを通して保護者の皆様にお届けしています。
今日のような室内あそびも、なるべく普段どおりの自然な姿を撮れたらと思って、少し離れたところからカメラを向けています。

ところが、こちらの思惑どおりにはなかなかいきません。

カメラに気づくと、「見てみて!」と玩具を持ってきてくれたり、特に何かを持っているわけでもないのに、なぜか近くに集まってきてくれたり。

結果として、狙ったようなカメラ目線の写真が並ぶこともあります。
それもまた、今の子どもたちの自然な姿なのかなと思いました

●「自然な姿を見せたいよね」
少し前に、私が尊敬している他の幼稚園の理事長先生とお話する機会がありました。

その中で、園からの情報発信の話になり、

「やっぱり、お子さんの自然な姿を保護者の方に見せたいよね」

という話になりました。

僕も、本当にその通りだと思います。

もちろん、きれいな写真を撮ろうと思えば、子どもたちに並んでもらったり、こちらを向いてもらったり、笑顔になるよう声をかけたりすることもできます。
そうした写真も記念としては大切です。

ただ、幼稚園から日々お届けする写真については、少し役割が違うのではないかと考えています。

友だちと遊んでいるところ。
何かに夢中になっているところ。
先生の話を聞いているところ。
一人でじっくり考えているところ。

写真を通してお伝えしたいのは、「写真を撮るためにつくった場面」ではなく、幼稚園で実際に過ごしている子どもたちの姿です。

●かわいい顔だけが「その子」ではない
そう考えると、お届けする写真が、いつも笑顔ばかりになるとは限りません。

友だちとのやり取りの中で少し悩んでいることもあるでしょう。
どうしたらよいのか迷っている表情。
思うようにいかず、悔しそうな表情。
真剣に取り組んでいるために、少し険しい顔をしていることだってあります。

幼稚園は、毎日ずっと楽しいことだけが起きる場所ではありません。
楽しかったり、うれしかったり、ときには困ったり、迷ったり、悔しかったり。
そうしたさまざまな経験をしながら一日を過ごしています。

だからこそ、できる限り包み隠さず、その日の子どもたちの姿をお伝えできればと思っています。

一方で、写真はあくまで一瞬を切り取ったものです。
一枚の写真に少し難しい表情が写っていたからといって、その子が一日中そうだったわけでも、その表情だけでその子の性格が表されているわけでもありません。

むしろ、その前後には写真には写っていない時間があります。

一枚の写真を「評価」として見るのではなく、その子の園生活の一場面として見ていただけたら、とてもうれしく思います。

●写真は、園生活を共有するためのもの
少し専門的な言葉になりますが、幼児教育では、子どもの姿を写真や記録として残し、その過程を振り返ったり共有したりすることを「ドキュメンテーション」と呼ぶことがあります。

写真は、単に「今日はこれをしました」と活動を報告するためだけのものではありません。

「こんなことに興味を持っているんだな」
「こんな友だちと遊んでいるんだな」
「こんな表情で取り組んでいるんだな」

そんなふうに、ご家庭では見ることのできない園生活の一部分を知っていただく手がかりにもなります。
そして、ご家庭での姿を知っている保護者の方と、幼稚園での姿を見ている私たちが、それぞれ違う場所から一人の子どもの育ちを見る。

日々の情報発信には、そんな意味もあるのではないかとも思っています。

●発信できるということの価値
そして、もう一つ。

これだけ日常の園生活を写真に撮り、保護者の皆様にお届けできていることについて、あらためて先生たちにも感謝しなければなりません。

写真を撮る日だけ特別な保育をすることはできません。
撮影のために園生活をつくることもできません。

普段から子どもたちと丁寧に関わり、日々の保育を積み重ねてくれている先生たちがいるからこそ、私も特別に場面を整えることなくカメラを持って園内を歩くことができます。

誰かに見せるための保育ではなく、いつもの保育を、そのまま見ていただける。
これは、当たり前のようでいて、僕からすると実はとてもありがたいことです。

保護者の皆様にも、写真の向こう側には、子どもたちと一緒に毎日を過ごしている先生たちの存在があることを、少しだけ知っていただけたらうれしく思います。

これからも、きれいな一枚をつくること以上に、その日に幼稚園で起きていたこと、そのときの子どもたちの表情や関わり、そして少しずつ変わっていく姿をお届けできればと思っています。

カメラを向けた途端に、みんなが集まってきてしまう日も含めて。

そんな写真もまた、何年か後に見返したときに、きっとその頃の子どもたちを思い出す一枚になればうれしいですね。